我が家の梛(ナギ)の木
10年ほど前に滋賀県のとある神社の境内で参拝者に配られていた
ナギの幼木を一鉢頂いて帰り、大事に育てていました。
大きくなってきたので数年前に大鉢に植え替え、昨年暮れの寒波の時には
軒下に移動。その時カイガラムシがついていたので、今年2月にマシン油を
散布し駆除したのですが、その副作用なのか?4月に入って葉が枯れ出しました。
なんとか生き延びてほしいと、若干の栄養剤と毎日の水やりを行った結果、
幹の下の方に新芽が出かかつているのを見つけました。
植物の生命力はすごいと改めて実感!
画像をクリック、拡大してみてください。小さな新芽がいくつも見えます
ナギは、日本や台湾などで自生しているのが確認されている針葉樹で、
神様が宿るとされ、神社などで多く見かける針葉樹です。
その名前から海の安全を司る木として、古くから信仰されてきました。
このことが転じて、「苦難をなぎ倒す」として、葉っぱを身につけて
そのパワーにあやかっていたんだとか。
また、ナギの葉脈はすべて縦方向に入っています。そのため手でちぎろうと
しても切れないのが特徴。
ナギの葉は裂けにくいことから、「縁が切れない」として、葉の持ち主を
守護してくれる縁起が良い植物とされ、。開運や縁結び、夫婦円満などの
お守りとしても使われてきました。
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