5/9 文殊山行きの記
急な思い立ちで、今年何度目かの文殊山登山を初めてのコースでと、鯖江市側大正寺コース登り口に向かいました。登り口には数台分の駐車場スペースがあり、トイレが完備されておりで、気分良く出発できました。福井山岳会の資料では、妙真寺から室堂(小文殊)まで40分とありますから比較的短時間のコースとの理解で上り始めましたが、室堂横の到達口経由で大文殊本堂までは所要27分でした。私の今まで何回かの所要時間に比し最短ですから、最も短時間コースのようです。上り始めて間もなくの百階段と称する急坂は結構きつい感じですが、全体としては道の状態も良好で登りやすいコースと覚えた次第。一応、奥の院を廻って、本堂には戻らず途中からの南井コースを降りました。このコースは、道路状態は比較的良いものの全体的に傾斜が急な感じで、登る際のコースとしてはややきついかなとの印象でした。何か心を癒す花がないかと左右を見つつ、数少ない小花を撮りながら降りましたが、途中で道の真ん中でとぐろを巻くへびに遭遇したものです。へびの状態に何か違和感があり、よくよく眺めると何と小さなへびを呑み込んでいる最中でした。これも自然界の一つの摂理かと思いながら、小枝でへびを追いやり道を確保して降りました。南井コース登り口にも駐車場とトイレが完備されており、鯖江市の対応に感心したものです。距離的に近い大正寺コース駐車場に歩いて(10分ぐらい?)戻り、帰路につきました。つくづく文殊山は、私にとって登るほどに適当な運動コースとの感を強くしたものでした。
牧田
名も知らない花の写真を少し載せます。(写真をクリックすればオリジナルサイズになります)
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